お葬式での焼香の種類

会館はもちろん、自宅などお葬式をする際に、焼香のやり方はそれぞれ分類されていますので、いくつかご紹介します。焼香にも立って行うパターンと座って行うパターンがあり、作法そのものに変わりはありませんが、初めての場合に混乱しないようきちんと知っておきましょう。

立札焼香は斎場の通夜・告別式の際に行うことが一般的で、遺影の前に焼香台が立てられ、香炉が置かれている状態です。立ったまま行うため、大きな作法違反もしづらいのが嬉しい点です。自宅で座って行う座礼焼香は、座布団に座った形で行います。

自席から移動する際も注意が必要で、座礼焼香の場合は距離によっても変わります。台までの距離が近い場合、立ち上がらず膝を使って移動します。少し距離が遠い場合は中腰の状態で移動する必要があります。移動時の負担を少しでも軽減したい場合、両腕を身体の両脇より前に置き、身体を持ち上げるようにして膝を前に出しながら移動をするという方法がおすすめです。ただし、どちらの場合も脚・膝の状態が悪い方には、無理にこの限りではありません。

お葬式場が狭くて移動しにくい場合には、回し焼香という方法で焼香を行います。香炉と抹香がのったお盆が回ってくるため、順番に回ってきた際に焼香、終わり次第次の方に回していきます。もちろん、喪主・故人様から一番近いご親族様から順番に行います。

焼香の仕方は、斎場・ご自宅などで異なります。特に座礼の場合は身体の使い方ひとつで印象も異なるため、可能であれば事前に練習しておくのも良いかもしれません。